たあたです。

インディーズゲームも、そうでないゲームも日本語対応していないゲームってそれなりにあるよね。
私は幼児の頃から父の膝の上でstarcraftをしていた根からの海外ゲーム人間…なのだが、そこまで英語をしっかり読めるわけではないので困るときも多い。

ので、スマホアプリのGoogleレンズで翻訳をしていたのだけれど、毎回カメラを起動して、フォーカスをあわせて、撮影して…という手順が面倒。

今回は画面キャプチャをして即翻訳のアプリを見つけたので、紹介を。
こういうことをOCR(光学文字認識)翻訳っていうんだって。

同様のことをMicrosoftStore版のDeepLでも出来るんだけど、ちょっと挙動や翻訳の精度が好きじゃなかったのでこちらを紹介することにした。
でも、プロセスの選択を毎回求められるのがちょっと面倒なので、DeepLのほうも後ほど紹介するつもりで居る。


PCOT

多機能なソフトだが、開発者が日本人なのでわかりやすい。

リンク先からDLして、展開するだけで良い。インストールは不要。アンインストール作業も削除だけでOK。
出来ること
・ショートカットキーを押すことで範囲選択モード化。範囲選択後範囲内の文字を翻訳。
・ゲームのプロセスとPCOTを結びつけることで、固定範囲を指定。ショートカットキーを押すと固定範囲内の文字を翻訳

…という機能が大きな機能だ。
リアルタイムで翻訳し続ける機能は残念ながら無い。
また、翻訳する瞬間にアクティブなプロセスがPCOTに移ったり、画像の範囲を選択する都合上、フルスクリーンでゲームを遊んでいる場合は基本的に機能しない。注意。
実際にやってみる。
Starcraft2の特定の文字列を翻訳してみる。
毎週のミューテーション、たまに良く分からないものがあるんだよね。
PCOT02
マウスオーバーした時に表示されるミューテーションの内容について翻訳したい。
PCOT03
ショートカットキーを押せば、画像選択モードになり、翻訳したい部分を囲う。
PCOT04
数秒後、結果が出力される。

…と、こんな感じで、簡単に翻訳ができる。
最近のアクションゲームにあるような字幕を、即座に翻訳とかは出来ないけれどRPGゲーム等においては困らない使い方ができるだろう。

初期設定
起動時にプロセスに結びつける
起動するとまずはプロセスに結びつけるように言われる。
PCOT01
プロセスのリスト一覧が表示されるので、ゲームのプロセスを選ぶ。
面倒ならば適当なプロセスを選択して、その後接続解除をしても問題ないが、一部の機能…対象ゲームを一時的に停止させたり、翻訳後ゲームをアクティブに戻したりする機能に制限が掛かる。

で、その後に表示されるのがメイン画面。
PCOT05
対応言語を追加する
初期では英語からの翻訳にしか対応していないので、対応言語を増やす場合はダウンロード作業が必要になる。英語のみで良い場合はこの工程は飛ばそう。
メイン画面の設定→OCR言語設定 から開くウィンドウで
PCOT06
上記のように翻訳したい言語を選択肢、「追加/更新」ボタンを押そう。

フリー選択時に使う翻訳言語を選択する
これだけではフリー選択時にOCRで探す言語は英語のまま。
なのでこれを変更する必要がある。英語のみで良い場合はこの工程は飛ばそう。
メイン画面の設定→画像加工&OCR読取設定 から開くウィンドウで…
PCOT07
①設定選択ボタンを押す。
②適当な名前…言語の名前が分かるものが良いだろう、をつけて、右隣の追加ボタンを押す。
③追加された設定をクリックして
④選択ボタンを押す。
⑤OCR読取言語を任意の言語にして
⑥保存

これでフリー選択時の翻訳元言語設定を作ることが出来た。

次に、メイン画面の設定→システム設定 で開く画面から
PCOT08
フリー選択時のデフォルト動作設定の一覧から、追加した任意の言語設定を選んで、選択ボタンを押す。ここ忘れがち。
確定ボタンを押して設定を保存。

すると、以後同様の操作をして言語読み取り設定を変更するまでその言語が検出されるはずだ。

フリー選択翻訳の使い方
ショートカットボタンを押すと範囲選択モードになり、その範囲内の文字を翻訳する機能。
上の例でやっていたヤツだね。

メイン画面の設定→システム設定から、ショートカットキーの確認や変更をする。
PCOT09
「範囲選択時に対象プロセスのスレッドを停止」にチェックを付けておくと、ショートカットキーを押した後、範囲を選び終えるまで画面が固まる。
上の例でやっていたように、マウスオーバーすると文字が表示される形式の場合はこれにチェックを入れないと上手く動かない。

「翻訳後にフォーカスを対象プロセスに戻す」にチェックを入れていると、翻訳作業をするとPCOTがアクティブになるが、数秒後に再びゲームがアクティブに戻る。
メイン画面にPCOTをおいている場合はチェックを外すべきで、そうでないならばチェックを入れていたほうが快適に使えるだろう。

固定翻訳の使い方
固定翻訳、とはあらかじめ範囲を設定しておいて、ショートカットキーを押すとその範囲内の文字列の翻訳をしてくれるものだ。
例えばRPGゲームなど、テキストウィンドウの場所が決まっている場合はフリー選択よりも楽に翻訳することが出来る。

メイン画面の「タイトル設定」を押すとあらわれるウィンドウから…
PCOT10
適当な名前を付けて、翻訳元の言語を選択、新規作成ボタンを押すと、最初に選んだプロセスに画面が移り、範囲選択を求めてくる。
ここで固定翻訳したい範囲を選択すればOKだ。

以後、ショートカット設定の「固定翻訳1」に設定したキーを押すとその範囲内の文字列を翻訳してくれる。

おわり
とまあ、こんな感じで少しややこしいのと毎回プロセス選択を求めてくるのが面倒なくらいで、かなり優秀なソフトだ。

なお、「フリー選択」の翻訳しか使わないのならば、DeepLのアプリを使ったほうが良い…かもしれない。アクティブウィンドウを戻してくれる機能はないけれど。冒頭に書いた通りこれも後ほど紹介するね。



追記
Web版Google翻訳にもいつのまにかOCR翻訳が追加されていて、クリップボードの画像から翻訳ができるように。
Win+Shift+Sで範囲指定の画像をクリップボードに保存できるので、このアプリケーションのフリー選択しか使わないならばこっちのほうが使いやすいかもしれない。